新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をきっかけに、社会に大きな変化が起こり、それに伴いニューノーマルでの日常生活における変化や、子どもたちの遊びやスポーツへの関わり方にも変化が起こりました。
スクールキャラバンの中でもよく見られるのは、子どもの関節が硬く、正しく身体を使えていないという現象です。
現代の生活仕様が変化し昔より便利になることで、不要な動作が生まれてきたこと。
加えて、 外で遊ぶ、歩く、しゃがむ、 正座するなどの機会が減ったことも大きな原因となり、それがバランス力の低下や、身体が硬くなることで可動域が狭くなり、日常生活にも支障が出たり、怪我をするリスクも高くなることにもつながると言われています。
運動の刺激が身体づくりに影響する子どもの発育時期に、全身をくまなく動かすことが非常に大切です。
特に身体の土台となっている足の裏の刺激は、身体全体への神経伝導が早くなるとも言われ、その為にも正しい身体の使い方を子ども達に知ってほしいと考えています。
CHIMERAが取り組む新しいプログラムは、呼吸力を整えるダンスプログラム。
決められた振付を覚えて繰り返し練習するダンスレッスンとは違い、個々に求められている目的に合わせて、そこに必要な呼吸力を高める要素を取り入れ、楽しみながら心と一緒に体を安定させる取り組みです。
現在はプライベートレッスン・グループレッスンを受付中。
今後スクールキャラバンへの導入も検討しています。
■呼吸力を高める理由
自分の意思ではコントロールできないと言われる自律神経の機能。
そこに意識的にアプローチできる唯一の方法が【呼吸】です。
自律神経のバランスが乱れてしまうと、内臓の働きや免疫機能の低下、ストレスや不安感、やる気がでない、など心身の不調に繋がります。
いい呼吸(深い呼吸)ができる為には、日々の食生活や睡眠も必要ですが、正しい姿勢や筋力・柔軟性も必要です。
運動不足は呼吸低下にも繋がり、日々の体調やパフォーマンスに大きく影響します。
呼吸力を高めるプログラムでは、意識的に【呼吸】をすることにより心身の両方にアプローチをかけ、自律神経が整って体内のあらゆる機能が高まり自分が持っている本来の力を発揮できる力を身につけていきます。